SUB_韓国経済新聞記事

Analysis of the Recent Increase in External Foreing Debt in 2006

四月十九日からの差し違え?

I. 為替予約とは何か

以下の二節で説明するとおり、為替予約とは自国通貨と外貨の変動を前提として、その為替変動による損失の可能性(リスク)をヘッジする為の云わば生活の知恵である。多数の為替予約取引が行われることによって、取引の場には投機が生ずる可能性は有るものの、取引それ自体は正常な金融取引に過ぎない。

1. 輸出企業にとっての為替予約

為替予約とは、輸出企業が輸出した製品代金を外貨で受け取る際に、将来の為替変動リスクを負うことを避ける為に、「或るレート」で為替を予約することを言う。当然のことだが「或るレート」とは、自らに都合の良い値を一方的に選ぶことが出来るわけでは無く、将来の為替動向予測及び自国と輸出先国の間の金利差を勘案して決められる。

為替予約を行う事によって、当該企業は(将来)受け取る筈の外貨建て製品輸出代金を、「或るレート」で交換した自国通貨へと(将来)交換する事を確定できるため、為替リスクを最小限に留められる。同時に、為替レートが輸出企業にとって有利となった場合でも(例:想定より、円安ドル高に振れた場合)、その望外の為替差益を得る事はできなくなる。

為替予約の概念に関して、インターネット上で簡単に得られる情報としては、以下の広島銀行の為替予約に関する説明頁が図入りで理解し易いと思われる。

http://www.hirogin.co.jp/service/risk/risk-8.html

2. 引受銀行にとっての為替予約

どのような取引も相手が居なければ成立せず、これは為替予約に関しても同様であり、一般に為替予約の取引は銀行が引き受ける。上記輸出企業の為替リスクは為替予約によってヘッジされたが、その取引を引き受ける銀行が何ら対策を打たなければ、その為替リスクを丸被りすることになる。即ち、円安に触れれば利益が出るが、円高に触れれば損失を被る事になり、銀行としてはギャンブルとしか言いようの無い取引である。このような間抜けな取引をプロの金融機関である銀行が引き受ける訳は無く、そのヘッジの方法は「短期で更に外貨を借りる」ことである。

「514 @ WKTK スレ 10 」転記の韓国経済新聞に良い説明が有るので、これを以下に引用する:

韓国銀行によれば今年1Qの国内輸出企業のドル先物純売渡規模は131億ドルで、前期比25%(105億ドル)増えた。造船会社など輸出業者が新規受注物量を大挙ウォンに換えたからだ。この物量を買受けた銀行は為替変動リスクを無くすために、ドル資金を海外から借りて市場に売る必要が生ずる。例えば造船会社が1年後に入って来る1億ドルの受注物量を、1年後に930億ウォンに換える契約(ドル先物売渡)を国内銀行と締結する場合、企業は為替変動リスクを無くすことができるが、反対に銀行は為替変動リスクをそっくりそのまま引き受けることになる。このような危険を無くすために銀行は満期1年分の外貨資金1億ドルを借りることになる。'1年後造船会社から入って来る1億ドル'で'1年後に借入金1億ドル'を返せば良いから、為替変動危険から脱することができる。

韓国銀行によれば今年1Qの国内輸出企業のドル先物純売渡規模は131億ドルで、前期比25%(105億ドル)増えた。造船会社など輸出業者が新規受注物量を大挙ウォンに換えたからだ。この物量を買受けた銀行は為替変動リスクを無くすために、ドル資金を海外から借りて市場に売る必要が生ずる。例えば造船会社が1年後に入って来る1億ドルの受注物量を、1年後に930億ウォンに換える契約(ドル先物売渡)を国内銀行と締結する場合、企業は為替変動リスクを無くすことができるが、反対に銀行は為替変動リスクをそっくりそのまま引き受けることになる。このような危険を無くすために銀行は満期1年分の外貨資金1億ドルを借りることになる。'1年後造船会社から入って来る1億ドル'で'1年後に借入金1億ドル'を返せば良いから、為替変動危険から脱することができる。

補足は不要であろうが、敢えて追加で説明すれば、「為替予約」はあくまで予約であって、外国通貨も自国通貨も決済の日まではお金が実際に動くことは無い(「オプション」の議論は省く)。従って、「一年後に、造船会社から入って来る一億ドル」という表現となる。また、為替予約の引受銀行はボランティアでは無いので、為替予約取引から得られるであろう利益から、短期で借りる外貨資金に必要となる金利を差し引いても、確実に利益が出ることを算盤を弾いてから取引に応じている事は言うまでも無い。

II. 外為スワップレートに見られる歪み

先ず、「504 @ WKTK スレ 10 」転記の韓国経済新聞のスワップ取引に関する脚注に、青太字強調を施す:

脚注:スワップ取引
基本概念としては、どんな商品でも価格が二つの市場で違う場合に安い方の市場で買って、高い市場で売って差益を得る取り引き行為を言う。現在我が国の外国為替市場はドル先物売渡(未来の特定時点にドルを幾らで売るという取り引き)があまりにも多いから、ドルの現物より先物価格の方がとても安く形成されている。(*1)現在外国金利(リボ金利)は韓国よりもっと安いが、この差より先物と現物の差の方がもっと大きい。ドルを借りてウォンに両替して国債のような安全な資産に投資した後、またドルに換えれば金利で少し損害が出ても先物と現物の差で利益を残すことができる。正常な市場なら先物と現物の差は金利差のようでなければならない。(*2)

脚注:スワップ取引
基本概念としては、どんな商品でも価格が二つの市場で違う場合に安い方の市場で買って、高い市場で売って差益を得る取り引き行為を言う。現在我が国の外国為替市場はドル先物売渡(未来の特定時点にドルを幾らで売るという取り引き)があまりにも多いから、ドルの現物より先物価格の方がとても安く形成されている。(*1)現在外国金利(リボ金利)は韓国よりもっと安いが、この差より先物と現物の差の方がもっと大きい。ドルを借りてウォンに両替して国債のような安全な資産に投資した後、またドルに換えれば金利で少し損害が出ても先物と現物の差で利益を残すことができる。正常な市場なら先物と現物の差は金利差のようでなければならない。(*2)

この為替現物と為替先物の価格差に関しては、"covered intereset parity theory"なる理論(参照:Analysis of the Recent Increase in External Foreing Debt in 2006)が存在し、引用にも*2として述べられている通り、本来は内外金利差に応じた金利差が付く筈である(図 1. 参照)。

No_Risk_1.gif
図 1. 無危険取引とは(その一)

本来有るべき姿からのズレを経済用語で歪み(アノマリー;anomaly)と呼ぶが、この「アノマリー」は蜜に群れる蜂のように禿共を誘引する。

■ 野村證券サイト - アノマリーとは? http://www.nomura.co.jp/terms/japan/a/anomaly.html

まさにアノマリーそのものである、この「ドル取引の現物と先物の差(上記引用の*1)」を「外為スワップレート」と記事では呼んでおり、2007/04/19 の時点で 0.71 %と算出されている(以下「466 @ WKTK スレ 10」よりの転記参照)。

韓国銀行が19日発表した1Q外為市場動向によれば、1Qの為替先物から現物を抜いた外為スワップレートは 3ヶ月基準で1Q平均マイナス0.71%に達した。現時点で現物でドルを差し入れるとか先物市場で3ヶ月物ドルを買う場合、金利0.71%の利益が残るというのを意味する。

韓国銀行が19日発表した1Q外為市場動向によれば、1Qの為替先物から現物を抜いた外為スワップレートは 3ヶ月基準で1Q平均マイナス0.71%に達した。現時点で現物でドルを差し入れるとか先物市場で3ヶ月物ドルを買う場合、金利0.71%の利益が残るというのを意味する。

注: この「外為スワップレート」は不変の数値では無く、容易に変動することに留意する必要が有る。

III. 内外金利差

本来為替現物と為替先物の価格差が、内外金利差によって決定される筈、は既に上で述べた。それでは、現在の実際の内外金利差はどの程度であろうか。以下「466 @ WKTK スレ 10」よりの転記参照のように、2007/04/19 の時点で 0.42 %であった。

一方高金利であるドルを借り入れて低金利通貨のウォンで運用する場合は、LIBOR 3ヶ月金利と国内3ヶ月満期譲渡性預金証書(CD)金利から、この期間マイナス0.42%を見せた。

一方高金利であるドルを借り入れて低金利通貨のウォンで運用する場合は、LIBOR 3ヶ月金利と国内3ヶ月満期譲渡性預金証書(CD)金利から、この期間マイナス0.42%を見せた。

注: この「内外金利差」に関しても、不変の数値では無く、容易に変動することに留意する必要が有る。

IV. 「無危険取引」とは何か

では、記事に現れた「無危険取引」が意味するところは何だろうか?

それは外為スワップレートと内外金利差のアノマリーに注目した典型的な鞘抜き取引(arbitrage)である。以下「466 @ WKTK スレ 10」よりの転記参照のように、2007/04/19 の時点でその鞘抜きは 0.29 % = 0.71 % - 0.42 % に達していた(図 2. 参照)。

マイナスを見せたスワップレートによる利益 0.71%中、金利差で損になった0.42%を除いても 0.29% の無危険差益取り引きの誘引が続いているのだ。無危険利益を得る可能性のある差益取り引き機会はもっと大きくなった。去年年平均0.20%(3ヶ月基準)であったが、今年1Qには0.29%に拡がった。韓国銀行は"企業のドル先物売渡し勢が持続して、スワップレートが内外金利差を相当下回る原因となっている"と指摘した。これによって銀行の短期外貨借り入れは続いて増えた。去年10~11月ちょっとスンサングファンされるようしたが、12月23億ドルと再び増加して、今年に入ってからも1月28億ドル、2月27億ドルをそれぞれ差し入れた。

マイナスを見せたスワップレートによる利益 0.71%中、金利差で損になった0.42%を除いても 0.29% の無危険差益取り引きの誘引が続いているのだ。無危険利益を得る可能性のある差益取り引き機会はもっと大きくなった。去年年平均0.20%(3ヶ月基準)であったが、今年1Qには0.29%に拡がった。韓国銀行は"企業のドル先物売渡し勢が持続して、スワップレートが内外金利差を相当下回る原因となっている"と指摘した。これによって銀行の短期外貨借り入れは続いて増えた。去年10~11月ちょっとスンサングファンされるようしたが、12月23億ドルと再び増加して、今年に入ってからも1月28億ドル、2月27億ドルをそれぞれ差し入れた。

図 2. の右方にも示したが、この鞘抜きによる利益幅は、内外金利差が縮小すれば増大し、内外金利差が拡大すれば縮小する。米国ドルの基準銀行間金利 LIBOR に大きな変化が無いと仮定すると、韓国内国ウォンの基準銀行間金利 KORIBOR が高くなれば内外金利差は縮小し、KORIBOR が低くなれば内外金利差は拡大する事になる。

No_Risk_2.gif
図 2. 無危険取引とは(その二)

注:ここで「無危険取引」は正式な経済用語では無く、あくまで例えとして利用されている語である事に留意のこと。

V. WKTK スレ上関連レス

406 @ WKTK スレ 10

466 名前: 日出づる処の名無し [sage] 投稿日: 2007/04/19(木) 15:30:00 ID:bbDqZSJf
外貨スワップのことに詳しくないため、一部翻訳に自信がありません。 
訂正・修正ウェルカムです。看取るスレにも投下しています。 

▼短期外債の誘引長続き 
[edaily2007-04-19 13:49] 
-- スワップレート国内外金利のため拡大 
-- 短期外債増加誘引が減らない

内外金利の逆転で高金利通貨となったドルをウォンに変えて国内有価証券に投資するとか、貸し出し利益
をえる無危険の差益取り引きが持続的に増えていることが判明した。

韓国銀行が19日発表した1Q外為市場動向によれば、1Qの為替先物から現物を抜いた外為スワップレートは
3ヶ月基準で1Q平均マイナス0.71%に達した。現時点で現物でドルを差し入れるとか先物市場で3ヶ月物ドル
を買う場合、金利0.71%の利益が残るというのを意味する。

一方高金利であるドルを借り入れて低金利通貨のウォンで運用する場合は、LIBOR 3ヶ月金利と国内3ヶ月
満期譲渡性預金証書(CD)金利から、この期間マイナス0.42%を見せた。
マイナスを見せたスワップレートによる利益 0.71%中、金利差で損になった0.42%を除いても 0.29% の無
危険差益取り引きの誘引が続いているのだ。無危険利益を得る可能性のある差益取り引き機会はもっと大
きくなった。去年年平均0.20%(3ヶ月基準)であったが、今年1Qには0.29%に拡がった。韓国銀行は"企業の
ドル先物売渡し勢が持続して、スワップレートが内外金利差を相当下回る原因となっている"と指摘した。
これによって銀行の短期外貨借り入れは続いて増えた。去年10~11月ちょっとスンサングファンされるよ
うしたが、12月23億ドルと再び増加して、今年に入ってからも1月28億ドル、2月27億ドルをそれぞれ差し
入れた。 

ソース:http://j2k.naver.com/j2k_frame.php/japanese/www.surenet.co.kr/bbs/news/news_view.php?
cate=01&ppage=1&pnumber=1190893&pkeyfield=&pkey=&page_code=&p_nexturl=&pcode=&pcodename=&pgubn=

503 @ WKTK スレ 10

503 名前: 日出づる処の名無し [sage] 投稿日: 2007/04/19(木) 20:17:17 ID:bbDqZSJf
>>463、>>466関連。短期外債の急増とドル先物相場について、一般紙の方が優しく解説してくれました。 

▼為替下落に乗じて‘ドルキャリー’で金儲け (ハンギョレ新聞翻訳) 
-- 外国系銀行、差益取り引き狙った短期外貨借入急増 
-- 国内企業ドル先物売渡とかみ合って外国為替市場悪循環 

国内で営業中の外銀支店の短期外貨借り入れが急増していて金融監督政府が歯止めをかけに出た。外国銀
行は去年からウォンドル為替がずっと下落傾向であることで、ドルを借りて来てスワップ取引(脚注参照)
をしながら‘リスクのない収益’を享受している。金融監督院は18日、国内に進出した36外国系銀行に対
して、短期外貨借り入れを慎むよう業務協力要請をしたと19日明らかにした。金融監督院はまた外国銀行
から、資金調達と運用関連資料の提出受けて点検する事にした。

金融監督院が外銀の行動に歯止めをかけに出たことは、去年から急増し始めた短期外貨借り入れが今年も
ずっと増加傾向にあるからだ。黄件である財政経済部外為制度革新チーム長は、”速度がちょっと早い”
と言った。我が国の銀行圏の短期外債は去年477億ドル(約44兆4000億ウォン=約5.7兆円)増加したし、こ
のうち外銀の増加額が284億ドルにもなった。李剛用金融監督院国際業務チーム長は“1Qの公式統計はま
だ集計されていないが、3月だけで60億ドル位”と言った。

外国系銀行がこんなにムングトングイでドルを借りて来ているのは、何の危険も生じないまま手軽にお金
儲けができるからだ。去年から激しくなった国内輸出企業のドル先物売渡傾向は、今年に入っても止む気
配がない。韓国銀行が19日発表した‘1Q外国為替市場動向’を見れば、今年1Qに国内企業はドル先物を131
億ドル分純売渡した。去年4Qにちょっとたじろいでまた増加したのだ。 
つづく。

504 @ WKTK スレ 10

>>503つづき

韓銀イ・ウンガン外国為替市場チーム課長は、“問題の本質は結局為替が下落する(訳注:ウォン高)だろう
という市場の期待心理”と言った。為替が下がると見るために猫も杓子もドル先物を売って、過剰なドル先
物供給が結果的に外銀のスワップ取引という差益を保障しているのだ。

外銀は外国にある本店からお金を借りて来ることができるという点も、取り引きをけしかける。国内銀行は
調達金利が高く、あまりないから相対的に消極的だ。外為政府や金融監督院としては、こんな外銀の行動が
正常な営業行為という点から積極的な規制に出るというごつごつした感じな側面がある。大部分本店から借
りて来るから償還危険が大きくない側面もある。しかし短期外債の急増は外国為替市場撹乱、国内貸出過剰、
銀行健全性危険、対外流動性危機などにつながるという点で、政府としては気を使わざるを得ない。黄件で
ある課長は、“今すぐ問題があるのではないが、潜在的危険と言える。とにかく外債がこんなに急増するこ
とは見た目がよくない”と言った。

脚注:スワップ取引 
基本概念としては、どんな商品でも価格が二つの市場で違う場合に安い方の市場で買って、高い市場で売って
差益を得る取り引き行為を言う。現在我が国の外国為替市場はドル先物売渡(未来の特定時点にドルを幾らで
売るという取り引き)があまりにも多いから、ドルの現物より先物価格の方がとても安く形成されている。
現在外国金利(リボ金利)は韓国よりもっと安いが、この差より先物と現物の差の方がもっと大きい。ドルを借
りてウォンに両替して国債のような安全な資産に投資した後、またドルに換えれば金利で少し損害が出ても先
物と現物の差で利益を残すことができる。正常な市場なら先物と現物の差は金利差のようでなければならない。 

ソース:http://www.excite.co.jp/world/korean/web/?wb_url=http%3A%2F%2Fwww.hani.co.kr%2Farti%2Feconomy
%2Ffinance%2F204093.html&ami_src_lang=KO&ami_tar_lang=JA&wb_dis=2

510 @ WKTK スレ 10

510 名前: 日出づる処の名無し [sage] 投稿日: 2007/04/19(木) 20:52:55 ID:bbDqZSJf
▼金融会社、外貨借入急増リスク大きくなって(韓国経済新聞翻訳) 

1997年の外為危機以後貿易黒字が続いて外国人の国内株式投資が増えたのに、韓国の短期外
債が急増している。輸出で外貨を積ぎ、外国人の国内株式投資で外貨が入って来るのに、国
内金融会社は外貨を差し入れる'不思議な現象'だ。問題は国際金融市場が急激に搖れる場合、
短期外貨借入金と外国人株式投資資金がいっぺんに抜けることができるし、これにより為替
が急騰する(訳注:ウォン安)などおびただしい副作用が現われることができるという点だ。 

◆ウォン下落期待感不変 

韓国が外貨資金の”ブラックホール”になっていることは、為替下落(ウォン上昇)に対する
期待感がそれほど強いからだ。ウォン相場が落ちると予想する造船会社など国内輸出企業は、
ドルで契約した受注物量を直ちにウォンに変える'先物売渡'に出る。

韓国銀行によれば今年1Qの国内輸出企業のドル先物純売渡規模は131億ドルで、前期比25%
(105億ドル)増えた。造船会社など輸出業者が新規受注物量を大挙ウォンに換えたからだ。
この物量を買受けた銀行は為替変動リスクを無くすために、ドル資金を海外から借りて市場
に売る必要が生ずる。例えば造船会社が1年後に入って来る1億ドルの受注物量を、1年後に
930億ウォンに換える契約(ドル先物売渡)を国内銀行と締結する場合、企業は為替変動リス
クを無くすことができるが、反対に銀行は為替変動リスクをそっくりそのまま引き受けるこ
とになる。このような危険を無くすために銀行は満期1年分の外貨資金1億ドルを借りること
になる。'1年後造船会社から入って来る1億ドル'で'1年後に借入金1億ドル'を返せば良いか
ら、為替変動危険から脱することができる。 

つづく。 

511 @ WKTK スレ 10

511 名前: 日出づる処の名無し [sage] 投稿日: 2007/04/19(木) 20:54:23 ID:bbDqZSJf
>>510つづき
 
◆為替差益狙った外為取り引き急増 

問題はこのような過程を通じて持ちこまれる銀行の外貨資金が、外国為替市場に溢れ出てウ
ォン相場を落とす要因に作用しているという事実だ。企業のドル先物売渡が持続してスワッ
プレート(swap rate)が落ちているのに、1月-0.21%だった外為スワップレートと内外金利の
格差が3月には-0.36%に拡がった。スワップレートと内外金利の格差が大きくなるほど、海
外で外貨資金を調達してウォン建て債券を買い入れる'無危険差益取り引き(arbitrage)'の
余地が大きくなるから、金融会社は外貨借入にもっと熱をあげるようになる。実際、国内銀
行間の一日平均外為取り引き規模は137億ドルで、史上最高を更新したことで現われた。

ドル現物取り引きは一日平均72億5000万ドルで去年平均に比べて14.4%増加した一方、先物
取引は一日4億8000万ドルで20%、外為スワップ取り引きは36億7000万ドルで35.4%、派生商
品取り引きは23億ドルで34.5%も増加したことが判明した。

イ・ウンガン韓銀外国為替市場チーム課長は、"輸出入増加だけではなく一部銀行の取り引
き拡大競争と、域外先物(NDF)取り引きの増加などで外為取り引きが増えた。外銀国内支店
を中心に外貨調達費用が運用受益率に比べて低い点を活用した、無危険収益取り引きが多か
った"と説明した。 

◆"モニタリング強化する"

金融監督院は国内で営業中の外銀が無危険差益取り引きなどの為替差益を狙った短期外貨借
入が多いと判断、無分別な外貨借入を減らすよう要請した。外銀から資金調達と運用関連の
資料提出を受けて、点検して外為政策に活用する事にした。

金融監督院関係者は"外銀の短期外貨借入は正常な営業行為だが、短期借り入れがずっと急増
する場合、外国為替市場と経済に副作用が憂慮されるからモニタリングを持続的にしながら、
必要によっては適切な措置を取る計画"と言った。 

ソース:http://www.excite.co.jp/world/korean/web/?wb_url=http%3A%2F%2Fwww.hankyung.com%2Fnews
%2Fapp%2Fnewsview.php%3Faid%3D2007041991301%26ltype%3D1%26nid%3D000%26sid%3D0001%26page&3D7
&ami_src_lang=KO&ami_tar_lang=JA&wb_dis=2

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